
2007年10月から2008年3月にかけ、チベット在住の農民トンドゥプ・ワンチェン(34歳)と僧侶ジグメ・ギャンツォ(39歳)がチベット各地で極秘にインタビュー取材したVTRを、ワンチェンの従兄弟であるスイス在住のギャルジョン・ツェンリンが編集し、25分のネットムービーとして公開した。原題はチベット語で「ジグディル」(恐怖を乗り越えて)。社会的抑圧、政治的迫害の中で生活するチベット本土のチベット人が、北京五輪に対してどう感じているのか、置かれている政治的状況をどのように考えているのか、強制移住や中国政府による資源収奪や教育・文化面での抑圧の実態を、「恐怖を乗り越えて」カメラの前で赤裸々に語った、チベットの「いま」を伝える貴重なインタビュー映像である。 取材した2人は2008年3月にラサからチベット各地に広がった騒乱の直後に相次いで逮捕された。ジグメは激しい拷問などに耐えて2008年10月15日に仮釈放されたものの、現在も厳しい監視下に置かれている。トンドゥプの行方はいまもわかっておらず、政治的な理由で拘束されている多くのチベット人とともに安否が懸念されている。 ※本映像は、Students for a Free TIBET Japan(SFT 日本)が、映像を編集・公開したFilming for Tibet(スイス)の協力のもと日本語字幕の製作などを行ったものです。チベせん(チベットサポート仙台)は、チベット本土の現実と人権状況の改善を訴えるため、SFT日本と共催で、仙台上映会を開催します。 |
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